AOAC INTERNATIONAL JAPAN SECTION
第27回年次大会(総会、シンポジウム)開催
第27回年次大会(総会、シンポジウム)開催
~食品および食品添加物の分析法の妥当性確認と試験所管理における重要性~」です。
昨年の年次大会では、微生物検査を中心のトピックスでご講演をいただき、90名を超える皆様にご参加いただきました。昨年は、オンライン参加を併用したハイブリッド開催でしたが、本年は対面のみでの開催とさせていただきます。
本年は、AOAC INTERNATIONAL の活動の柱である妥当性確認にスポットを当てました。妥当性確認に関しての内容は、過去の年次大会でも何度か取り上げておりますが、継続したニーズとリクエストを考慮し、改めて取り上げさせていただきました。また、試験法の妥当性確認とも関連する内容として、ISO 17025 に基づいた試験所の管理についてもお話しいただきます。
まず初めに日本におけるPTM認証の現状と将来について、森田裕様よりご講演をいただきます。続いて荒川史博様よりISO/IEC 17025に基づいた試験所の管理についてお話をいただきます。
その後、本年3月に通知された食品中の食品添加物分析法の妥当性確認ガイドラインについて、建部千絵様にご講演いただきます。続いて門倉雅史様より、JAS制度と試験方法のJAS化を含む内容でお話しいただきます。
ポスター発表については、皆様から分析にかかわる演題を広く募集しております。今回は、開催時間の半分を2グループに分けて発表いただくことにより、より活発な議論がなされるようにしております。「研究者同士の顔合わせや意見交換の機会」となればと考えています。
また、今回初の試みとして、展示にご協力いただいた一部の企業様より、製品やサービスの紹介をいただく企業プレゼンテーションの時間を設けます。参加者の皆様の日頃の分析・検査業務を効率的に進める上で貴重な情報が得られる機会になると考えております。
大会終了後には、懇親会も予定しています。
是非、皆様のご参加をお待ちしています。
~食品および食品添加物の分析法の妥当性確認と試験所管理における重要性~
時間 | 演題/演者 |
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10:00-10:30 | ■AOAC INTERNATIONAL JAPAN SECTION第27回総会
総会はJAPAN SECTION会員のみ参加可能。
2024年の年会費が未納の方は総会までにご入金のうえ、ご参加ください。 |
10:30-10:35 | ■会長挨拶
AOAC INTERNATIONAL JAPAN SECTION 会長 内田 和之
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■特別講演 | |
10:35-10:55 |
AOAC Updates(仮題)
AOAC INTERNATIONAL President Mary Kay Krogull
分析に関する産官学の様々なニーズに対するAOAC INTERNATIONALの活動について、最新のトピックスを交えながら紹介する。
※ビデオ講演 |
■シンポジウム | |
10:55-11:30 |
①日本におけるPTM認証の現状と将来
AOAC INTERNATIONAL JAPAN SECTIONテクニカルアドバイザー
森田 裕 2001年に日本企業の製品に初めてPTMが認証されてから20余年、現在では8社が27種ものPTM認証済み製品を出している。それには簡易検査法を巡る状況の変化が関わっていることを解説するとともに、今後、PTM認証を目指す試験法開発者に注意点を述べる。
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11:30-12:05 |
②ISO/IEC 17025に基づいたラボの管理
日本ハム株式会社中央研究所
荒川 史博 消費者への安全な食品の提供や輸出入を含む商取引のために、食品メーカーの検査部門は常に精確なデータの提供が求められる。一方で、検査体制への経営資源の投入は限りがある。そこで、食品メーカーの検査部門としての立場から、ISO/IEC17025の取得から活用、日々の検査業務の管理までの取組を広く紹介する。
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13:00-14:10 |
■ ポスター発表
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14:10-14:55 |
■ 企業プレゼンテーション
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■シンポジウム | |
15:15-16:05 |
③食品中の食品添加物分析法の妥当性確認ガイドラインについて
国立医薬品食品衛生研究所
建部 千絵 食品衛生法に基づく食品等の検査を行う試験所では業務管理要領に沿った業務管理が実施されているが、現在業務管理要領の改訂が予定されている。新たな業務管理要領では、試験に用いる分析法の導入において妥当性確認が求められることが検討されている。食品添加物は、分析対象物質やその使用濃度が残留農薬等とは異なり、対象食品の多くがマトリックスも多様な加工食品であることから、既存のガイドラインをそのまま適用することは困難とされ、長年食品中の食品添加物の分析法に適した妥当性確認ガイドラインの作成が望まれてきた。今回、今年3月に通知された食品中の食品添加物分析法の妥当性確認ガイドライン及び質疑応答集の作成の経緯や作成にあたり検討した内容について紹介する。
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16:05-16:35 |
④JAS制度についての話題提供 / 試験方法のJAS化の事例紹介
農林水産消費安全技術センター(FAMIC)
門倉 雅史 FAMICでは、農林水産省と協力し、農林物資の品質やその試験(評価)方法の標準化を通じて、生産者等の技術・取り組みのアピールを支援している。アピールにつながる試験(評価)方法の相談も受け付けており、新しい提案の呼び水となるよう過去の試験方法のJAS化の事例を紹介する。
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16:35-16:40 | ■ 閉会の挨拶 |
17:10-19:00 |
■ 懇親会(会場にて)
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【総会・年次大会 事前参加申込み】
申込締切(支払期限) | 2024年7月16日(火) | ||
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申込・参加費支払方法 |
Peatixの申込みサイトよりお申し込み、お支払いください。 年次大会:http://aoacijs2024am.peatix.com/ 懇親会:http://aoacijs2024am2.peatix.com/ ・Peatixのアカウントを作成し、サイトの手順に従って必要事項をご記入ください。
・所属機関のセキュリティーによりアクセスできない場合がありますのでご注意ください。
・インボイス制度対応の適格領収書が必要な場合には、申込フォーム内で領収書宛名を記入してください。ご記入ない場合は、発行いたしません。
・コンビニ決済での「収受手数料」は、当方の領収金額には含まれませんので、あしからずご了承ください。
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参加費 | 区分 | 年次大会 | 懇親会 |
会員 | 4,000円(不課税) | 4,400円(課税10%込み) | |
非会員 | 7,700円(課税10%込み) | 4,400円(課税10%込み) | |
学生 | 無料 | 4,400円(課税10%込み) |
・ AOAC日本賛助会員様は1口当たり2名まで会員価格でご参加いただけます。
【総会・年次大会 当日 参加申込み 】準備の都合上、極力事前申込みをお願いします。。
申込・参加費支払方法 | 当日会場の受付でお申込み・お支払いください。 | ||
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参加費 | 区分 | 年次大会 | 懇親会 |
会員 | 5,000円(不課税) | 4,400円(課税10%込み) | |
非会員 | 8,800円(課税10%込み) | 4,400円(課税10%込み) | |
学生 | 無料 | 4,400円(課税10%込み) |
AOAC日本賛助会員様は1口当たり2名まで会員価格でご参加いただけます。
【ポスター発表 募集】
申込期限 | 演題名::2024年6月25日(火) / 要旨:2024年7月9日(火) |
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申込・提出方法 |
演題名
・発表者の氏名・所属、代表者メールアドレスと題目を記載した電子メールを poster2024@aoacijs.org宛に送付してください。
・メールの表題は 「ポスター発表申込み」としてください。
要旨
・「テンプレートファイル」をダウンロードし、要旨原稿を 作成してください。
・要旨原稿を添付して 電子メールを poster2024@aoacijs.org 宛に送付してください。
・メールの表題は「演題名」としてください。
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備考 |
・70分間を2つのグループに分けてご発表をお願いします。
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【企業プレゼンテーション(15分間)・企業展示・企業広告 募集】
申込期限 |
・企業プレゼンテーション+展示:2024年6月25日(火) 3件・先着順
・展示:2024年7月9日(火) 10件・先着順
・広告:2024年7月9日(火)
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申込方法 |
・社名、担当者の氏名、所属、担当者メールアドレスを記載した電子メールを tenji2024@aoacijs.org 宛に送付して下さい。
・メールの表題は「企業プレゼンテーション申込み」「企業展示申込」「企業広告申込」として下さい。
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費用 |
・企業プレゼンテーション+展示:33,000円(課税10%込み)
・展示:11,000円(課税10%込み)
・広告:11,000円(課税10%込み)
・申込受付メールの受信後に、下記口座に2024年7月16日(火)までにお振込みください。
・【 郵便払込口座 】 00130-7-99183 AOAC International 日本セクション(手数料は払込者負担でお願いいたします)
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備考 |
・企業プレゼンテーション:プレゼンテーションの時間は準備を含め15分間です。
・展示:長机1台(木製)をご用意します。重量物を置くことはできません。電源が必要な場合には申込みの際にお知らせください。
・広告:参加者が各自でダウンロードするPDF版の要旨集へ掲載します。 昼休み時間にパワーポイント資料をスライドショーでスクリーンに投影します。要旨掲載用のカラーPDF 1枚とスライドショー用パワーポイント1ページを送付してください。
・3名様までご入場いただけます。講演要旨が必要な場合には別途参加申込をお願いします。
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