(一社)AOAC日本 2020技能試験(微生物試験)
食品工場の試験室をはじめ、食品を対象とする多くの試験室では、規模の大小にかかわらず、微生物検査が広く行われています。
試験結果は、製品の品質や安全性を判断するために重要な役割を担っています。
こうした試験室で試験を行っている皆様は、ご自身が行っている試験結果が適切かどうか、不安になることがあるのではないでしょうか。
その不安を解消するために、他の試験室と同じ試料を試験し、その結果を比較することにより客観的な評価を行う方法として技能試験があります。技能試験に参加することで、試験室の試験能力の把握や試験担当者の実施手順の評価、さらには改善に役立てることが可能になります。
このたび、一般社団法人AOAC日本では、微生物試験の基本である一般生菌数のISO/IEC 17043に従った技能試験プログラムの提供を開始いたします。
本プログラムの特徴は:
・自然汚染試料を提供します。
試料は、均質化した魚のすり身調整品(未加熱)です。菌を添加したものではありません。
・通常実施されている試験手順で参加できます。
実際に日頃取り扱われている食品に近い試料ですので、通常実施されている初期懸濁液調製(抽出操作)手順からの評価が可能です。試験の手順の妥当性を確認するだけでなく、改善にもご利用いただけます。
試験項目 | 一般生菌数 |
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試料 | 魚のすり身調整品 |
試験方法 | 指定はありません(通常実施している方法で可能です) |
試験回数 | 1回 |
結果の評価方法 | z⁻スコアによる |
申込締切 | 2020年10月23日(金) |
試料発送 | 2020年11月4日(水) 試料は翌日または翌々日に到着予定 冷凍便でお届けしますので、試験開始まで-20 °C以下で保管して下さい。 |
報告期限 | 2020年11月17日(火) |
報告書の配付 | 2020年12月20日ごろ |
参加費 | 9,000円 (ただし、AOACIJS会員及びAOAC日本賛助会員 8,000円) |
技能試験実行委員会 | |
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委員長 | 荒木惠美子(一般社団法人AOAC日本/公益社団法人日本食品衛生協会) |
委員 | 荒川史博(日本ハム株式会社 中央研究所 品質科学センター) |
五十君靜信(東京農業大学) | |
松田りえ子(国立医薬品食品衛生研究所安全情報部) | |
守山隆敏(一般社団法人AOAC日本/スリーエム・ジャパン株式会社) | |
事務局 | 森 曜子(一般社団法人AOAC日本/公益社団法人日本食品衛生協会) |
お申し込み方法及び詳細は、 こちらから。
お問い合せ: 一般社団法人AOAC日本
e-mail:aoac-nippon@aoacijs.org
(メール送付の際は@を半角にして下さい。)